北海道ホープランドの放牧豚、「蝦夷豚」

北海道ホープランド「蝦夷豚」

蝦夷豚には牧草や馬鈴薯、野菜など、できる限りの自家製の飼料を与えています。

野菜はアスパラ、ブロッコリー、南瓜、スイートコーンなどの規格外品ですが、特にブロッコリーやスイートコーンの収穫後の畑に放牧すると茎や根まできれいに食べてくれます。

蝦夷豚はまさに自給自足!自家製の野菜をたくさん食べ、たっぷりの肥料を畑に戻し、化学肥料の施容量を減らさなければ出来すぎるほどの作物をもたらしてくれます。
豚を放牧させるのは、理想の循環をもたらし、一石二鳥でまさに「究極のエコ農業」となり得るのです。

冬の間は牧草や野菜ができなので、幕別農協から戴いた長芋の規格外品や自家製の馬鈴薯を主にして不足する分は配合飼料を与えています。冬季間も伸び伸びと走り回り、屋外で飼養しているためなかなか太りにくく出荷まで15ヶ月くらい必要なので1年以上の期間をかけて愛情たっぷりに育てられます。